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木+華の漢字「樺」!読み方や意味を一発チェック

投稿日:2018年1月14日 更新日:

「木と華の漢字・・・。読み方は?」

の漢字、

この漢字の読み方を、さっそく見てみましょう。

という漢字の読み方は

音読みで

訓読みではかば・かんば・かにわ

と、色々あります。

ここでは、このという漢字の意味や読み方の変化をサクサク解説していきます。

それでは、

  • 木+華の漢字!「樺」の意味は?
  • 「樺」は「皮が粘る木」
  • 樺細工なのに「桜の木」!?

という順で見ていきましょう。

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木+華の漢字!「樺」の意味は?

がくっついた漢字、

読み方はカ・かば・かんば・かにわという様に沢山ありました。

読み方は沢山でも、という漢字が表す意味は1つです。

は白樺(シラカバ)を含むカバノキ属を総称する言葉。

という字がピンポイントで白樺を指す場合もあります。

カバノキ属は、日本には10種類程度、世界に目を向けると40もの種類がある樹木です。

樺の用途は建物の材料フローリングになったり、家具に利用されることも。

「樺」は「皮が粘る木」

という漢字の読み方は、訓読みでかば・かんば・かにわと色々。

これは、の古語からの変遷そのものでした。

「皮が粘った」から「かば」に

春の白樺の樹皮からは、樹液がたくさん出てきます。

それで、皮が粘る木ということでかわねばと表現されるように。

そのかわねばという呼び名は、

かにわ・かんば・かば

と少しずつ変化していきました。

現在ではかわねばという最古の呼び名がないにしても、古語が現代まで残っている事にはロマンを感じます。

「樺」は「華やかな木」

華やかな木の意味で作られた漢字です。

木の表面が白く、山の中で目立つ存在の木ですから華やかという印象です。

そのという漢字の出来あがりです。

樺細工なのに「桜の木」!?

樺細工と呼ばれるものがあります。

秋田県の仙北市で江戸時代から作られる民芸品です。

茶筒や小箱、ブローチなど、渋さが魅力の小物です。

実はこの樺細工、樺の木材では作られていません。

樺細工は桜の名所、秋田県仙北市の角館で桜の木材を利用して作られているのです。

これは、の木の木材が似ているためです。

どちらの木材も、木目が少し薄めです。

このため、樺の木材が蒲桜と呼ばれたり、桜の材木を地桜と呼んで区別することも。

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