漢字辞典 言葉

木+春の漢字「椿」!読み方や意味を一発チェック

投稿日:2017年12月22日 更新日:

「木と春の漢字、読み方は?」

とがセットになった漢字、椿

この椿の読み方は、

音読みは、チン

訓読みは、つばき

となります。

さっそく、この椿という漢字の意味読み方の語源などを見ていきましょう。

  • 木+春の漢字!「椿」の意味
  • 「椿」は中国では違う樹木
  • 「椿事」は「珍事」

という切り口で探っていこうと思います。

スポンサーリンク

木+春の漢字!「椿」の意味

木と春をセットにした漢字、椿

この椿の意味は、つばきと呼ばれる樹木です。

椿は背の高い木で、高さは15mを越えることも。

「椿(つばき)」の語源

この椿、葉にワックスを塗ったような艶(つや)があります。

そこから、のある、略して

つばき

と呼ばれる様になりました。

椿は日本が原産の樹木です。

日本の他には、朝鮮半島や台湾に生えています。

そのため、漢字が作られた中国では・・・。

椿という漢字は、日本とは違う樹木を指す言葉だったのです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

長崎産 椿油(900ml)【冨永製油】
価格:4500円(税込、送料別) (2017/12/22時点)

「椿」は中国では違う樹木

椿という漢字は、日本と中国では違う木を指す言葉です。

「椿」は「チャンチン」

中国では、椿という漢字でチャンチンという樹木を表しています。

このチャンチンという木は、7月頃に小さな白い花を咲かせます。

「椿」は春の風物詩

また、チャンチンの若芽は春に食べられます。

「今日はチャンチンの芽が食卓に!」

「春だなぁ・・・。」

となる訳です。

私たちが山菜を美味しくいただき、春を感じるのと同じですね。

個人的には、たらの芽の天ぷらが堪らないご馳走です。

そんな背景から、チャンチン春を告げる木=椿という漢字があてられた様です。

「椿事」は「珍事」

椿を使った言葉があります。

椿事と書いてちんじと読みます。

椿事とは、まさに珍事のことで、

  • 珍しいこと
  • びっくり仰天する出来事

という意味なのです。

では、どうして

椿びっくり仰天

なのでしょうか。

巨大な椿が「椿事」を起こす

中国の古典である荘子には、巨大な椿(チャンチン)が登場します。

この巨大椿は、長~く生き続けます。

なんと、一つの季節の期間が8,000年もあるのです。

春夏秋冬が巡る時間を計算すると・・・。

8,000×4=3万2,000年!

すると、この椿の大木の若芽は3万2,000年に一度食べられる、ということになります。

まさに、椿の出来事椿事

珍しいことなのです。

合わせて読みたい漢字辞典

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-漢字辞典, 言葉

Copyright© うきうきExpress , 2024 AllRights Reserved.