「は」と「わ」の使い分けを簡単にわかりやすくお話します。
そして子供にもわかりやすい教え方のコツもご紹介します。
我が家の年長の息子。
最近、ひらがなやカタカナも書けるようになり、文字に興味がでてきました。
そこで!書く練習をしていると
「は」と書くところを、「わ」と得意気に書いています。
「そこは「は」と書くんだよ」と言っても
「なんで?」とかえってきます。
・・・説明できませんでした。
この悩み、我が家だけではないと思います。
くっつき言葉「は」と「わ」の使い分けを、簡単に小さい子供がわかるように電車を使って説明します。
後半で「こんにちは」「こんにちわ」についてお話します。
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くっつき言葉「は」と「わ」の使い分け
くっつき言葉とは、言葉と言葉をつなげて文章を相手にわかりやすく伝える働きがあります。
くっつき言葉は色々ありますが、今回はくっつき言葉になると文字が変わる「は」と「わ」の使い分けについてお話します。
言葉の一部が「わ」
言葉のなかにある「わ」は「わ」と書きます。
例えば
わたし・にわとり・ゆびわ
わらう・わかる
などは「わ」と書きましょう。
わたしとわらうを電車に乗せてみましょう。
となります。
「わたしわらう」
・・・文章になっていないですよね。
なんとなく通じるけど何かが足りない・・・。
そう!わたしとわらうをくっつけるくっつき言葉がないのです。
言葉をくっつける「は」
さっきの電車は「わたし」「わらう」が離れてしまっていました。
まだ出発できない状態です。
電車をつなぐためには
(言葉と言葉をつなげてわかりやすい文にするには)
くっつき言葉が必要です。
くっつき言葉で使う「わ」は「は」と書きましょう。
わたし「は」わらう
くっつき言葉の「は」を使うことで、しっかりとした文になりました。
子供にわかりやすい教え方
子供への教え方は、簡単に!楽しく!褒めてあげましょう!
- 言葉のなかにある「わ」は「わ」
- 言葉と言葉をくっつける「わ」は「は」
この2つを教えてあげます。
「わ」がつく言葉探しゲーム
子供と一緒に「わ」がつく言葉を探してみましょう。
先程例にあげた
わたし・にわとり・ゆびわ
わらう・わかる
などをゲーム感覚でわいわいしながら見つけます。
言葉と言葉をくっつけるのは「は」
電車のイラストを使って言葉と言葉を「は」でくっつけて完成させましょう。
子供に合った言葉を書き、間に「は」を置いてもらいます。
できれば、どちらかの言葉に「わ」が入っていると、違いがわかりやすくなります。
子供が「は」を置いて電車が完成したら、文章を読んでもらいます。
できたら褒めてあげましょう。
ある程度、理解ができた子供には下のイラストを使って「わ」と「は」を入れてもらいましょう。
「こんにちは」「こんにちわ」正しいのは?
正解はこんにちはです。
漢字で書くと「今日は」でこんにちは。
現代では「こんにちは」の挨拶ですが、もともとは「今日は暖かいですね。」と使っていました。
文の途中であったため、現在でもその流れで「は」と書きます。
変身が楽しいくっつき言葉
くっつき言葉は、他にも色々あります。
そのなかでも、ちょっと特殊な文字が変わるくっつき言葉。
子供には変身できるスーパー文字として、楽しく教えてあげましょう。