「李って、なんて読み方なの？」
木＋子の漢字、李の読み方は・・・。
ズバリ！
音読みがリ。
そして、訓読みは果物のすももなんですね。
実は。
この李という漢字には、
子孫繁栄
のイメージが隠されていました。
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木＋子の漢字！「李」
木と子がペアになった漢字、李。
読み方は
- リ
- すもも
でした。
この李という漢字の成り立ちを見てみましょう。
「木」と「子」で「李」
李という漢字は、
小さな果実がたくさん実る木
ということを表しています。
李（すもも）は上の写真のように、木になる果物です。
李の象形文字はこちらです。
木に子供がぶら下がっている感じですね。
すももの木が小さい恵みをどんどん生み出し、増えていく様子を表します。
李は、子孫繁栄の象徴の文字なのです。
「すもも」と「プラム」
李（すもも）が逆輸入されたものがプラムです。
すももをアメリカの育種家が持ち帰って品種改良しました。
そして
すももは現在でも日本のスーパーに並ぶ
ソルダム
といった種類のプラムとして帰ってきたのです。
「リ」という読み方
小ぶりの果実を豊富に実らせる「李（すもも）」。
そんな良いイメージがあるからでしょうか。
李は名前にも大変多く使われています。
実りをたくさん生む、未来を感じさせる名前ですね。
李はリと読まれ、
中国・韓国・北朝鮮・ベトナムで苗字として使われています。
「李」と「桃」
李という漢字は日本で、
酸味のある桃
ということですももと呼ばれるように。
この桃という漢字の成り立ちも見てみましょう。
キーポイントは、
桃の縦線
です。
「桃」という漢字！成り立ちは？
下の絵は、桃の象形文字です。
左側が木の部分。
そして、右側の兆の部分は、
縦の線
を表しているんです。
桃には縦の線がありますね。
その線を
兆
で表現していたのです。
桃を2分割！
ちなみに、桃の縦線に包丁を入れて1周すると・・・。
うまく桃の皮が向けるんですね。
この方法が成功すると、ちょっと気持ちがいいです。
こんな感じです。
・・・・・・・
「李」と「桃」の四字熟語
李と桃を含む四字熟語があります。
それは
桃三李四（とうさんりし）
という言葉です。
どんな意味なのでしょう？
これは、「桃栗三年柿八年（ももくりさんねんかきはちねん）」と同じです。
すももも実るまで四年かかる
ということで、
結果が出るまでには時間が必要だ
という事を言っているんですね。