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新発田城を見学!所要時間はどれくらい?

投稿日:2017年5月23日 更新日:

日本100名城に数えられる新発田城

国の重要文化財にも指定され、城址公園となっています。

新発田城の見学所要時間は、

  • ガイドさんのお話を聞いた
  • お堀の外側からもゆっくりと城を眺めた

という筆者の場合、1時間30分くらいでした。

サッと見て回りたい、という方ならその半分位でしょうか。

この記事では、私が実際に新発田城を見学したルート順にお伝えします。

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新発田城の見学所要時間

新発田城見学の所要時間は、ゆっくり見て回った私の場合、1時間30分程度でした。

ざっくりとした順番は、

  1. 表門
  2. 100名城スタンプを押す
  3. 辰巳櫓(たつみやぐら)
  4. 表門上の櫓(やぐら)内部
  5. 旧二の丸隅櫓(すみやぐら)
  6. 新発田城のシンボル!御三階櫓(おさんがいやぐら)

という感じです。

それぞれの場所の見どころ写真とともに紹介していきたいと思います。

それでは!

新発田城の見学のスタートです。

新発田城の見学!表門から本丸へ

城址公園となっている新発田城

見学は、まず表門です。

表門の内側が本丸になっています。

この表門の手前に、お堀(本丸を囲む内堀)を越えるためのがあります。

この写真は表門を本丸の外側から撮ったものです。

現在の橋の下には石垣が組まれていますが、江戸時代は木材のアーチ型の橋でした。

有事の際、木の橋であれば切り落とすと敵の侵入を食い止められますからね。

新発田城のスタンプ

本丸の中に入ると・・・。

表門には新発田城の記念スタンプを押せる場所があります。

日本100名城スタンプです。

こんな感じのスタンプですね。

午前9時~午後5時の新発田城の開城時間に押すことが可能です。

11月は午後4時30分までです。

鯱がいた!

表門のすぐ内側には、対(つい)になった立派な鯱(しゃちほこ)がいます。

城を守ってくれている感じがします。

算木積みが綺麗でした

そして、次に目がいったのは、石垣が綺麗に積まれていたことです。

この写真は城の内側(本丸側)の石垣です。

直方体の石が交互に綺麗に積まれていますね。

これは算木積み(さんぎづみ)と呼ばれる石垣積みの完成形です。

石垣の角をキッチリと組むことによって、石垣全体の強度をアップさせる技術なんですよ。

新発田城の石垣の延長は、350m程となっています。

そして、中央の方に目を向けると、新発田城の初代城主(築城主)溝口秀勝公の像が鎮座しています。

新発田城の見学!本丸の3つの櫓

さて、新発田城の見学は、本丸にある3つの櫓(やぐら)を見ていくことにしましょう。

辰巳櫓

表門を背にして右手に進むと、辰巳櫓(たつみやぐら)に続く階段があります。

階段を上ると、2階建ての櫓が現れます。

この辰巳櫓は、平成16年6月に復元されたものです。

中に入ると、そこには鯱(しゃちほこ)や新発田城の復元模型があったりします。

そして、辰巳櫓の礎石(そせき)も展示されています。

辰巳櫓を復元するにあたって行われた、発掘調査で発見されたんですよ。

櫓の基礎として、新発田城を作った400年前の人が据えた石です。

2階に登ると、綺麗に復元された梁(はり)に目を奪われました。

この辰巳櫓の復元のため、奈良から木材を持ってきたようです。

表門の櫓

次の順路は表門です。

「ん?」

「さっき、表門を通ったよね・・・?」

そうなんです。

先ほど、表門から本丸に入ってきましたね。

この表門の上には、櫓(やぐら)が乗っているのです。

表門の上の櫓の内部には、本丸側から入れます。

上の写真は、先程ご覧いただいたものと一緒です。

で囲んだ部分が入り口になっています。

表門の機能は2つ

表門には2つの機能があります。

まず1つ目は、城に入るための入り口

そして2つ目は、敵軍から本丸を守る機能です。

そのため、表門の上に櫓が組まれているのです。

では実際に実際に櫓に入り、その防御機能を見てみましょう。
櫓の中に入ってみると、右側には「石落とし」がありました

この石落としはスライド式で開閉するようになっていました。

石落としの扉をほんの少しだけスライドさせて、銃を放ったのかもしれません。

そうすると、自分への攻撃を避けやすいですからね。

石落としの上に目をやると、結構大振りな窓があります。

ガイドさんによると、

「侵入者に向けて矢を放ちやすいように窓が大きいんですよ。」

とのことでした。

旧二の丸隅櫓

順路は旧二の丸隅櫓(すみやぐら)に続きます。

もともと二の丸にあったこの櫓。

昭和34年から35年にかけて、本丸の鉄砲櫓があった現在の場所に移築してきたのです。

国の重要文化財に指定されています。

移築してきた、とは言っても現存する江戸時代の櫓です。

当時に思いを馳せてご覧になってはいかがでしょうか。

内部に入ってみると、階段がしっかりとしている印象です。

中の見学が終わりです。

新発田城の見学!御三階櫓へGO!

新発田城見学の最終章です。

本丸を出て、御三階櫓(おさんがいやぐら)がある方へと向かってみましょう。

土橋門から公園へ

表門を出て橋を渡り、右側に歩みを進めていくと、そこには看板が。

かつて、表門の外側にもう一つの門がありました。

土橋門と言います。

本丸への侵入を、2つの門を使って二重に防いでいたのです。

看板を見て、先人たちの時代の新発田城を思い描きつつ、芝生のある公園に向かいます。

この公園にはベンチがたくさんありますので、結構ゆっくりできるのではないかと思います。

芝生の周回コースもあり、470メートルの距離ですね。

ジョギングをしている方もいらっしゃいます。

御三階櫓!それは新発田城のシンボル

お堀(本丸を守る堀)沿いの道を歩いて行くと・・・。

むむむ!でた!

写真右奥のほうに見えてきたのは・・・。

新発田城のシンボル御三階櫓(おさんがいやぐら)です。

御三階櫓は実質上の天守閣です。

天守閣の役目は、城や藩のシンボルでもあります。

そのため御三階櫓は、新発田城の櫓の中で一番大きなものとなっています。

平成16年に復元され、その勇姿を持って新発田に蘇りました。

この御三階櫓は、全国でもほとんど見られない、丁字型の屋根になっています。

屋根の先端には3匹の鯱(しゃちほこ)が!

丁字型なので3匹なのです。

新発田城に来たら、この3匹の鯱は絶対に見逃すことはできません。

内部は残念ながら非公開となっています。

新発田城の料金

新発田城を見学するための料金無料です!

しかも!

城内にボランティアのガイドさんがいる場合、ボランティアさんが新発田城のお話を沢山してくれます。

本丸の敷地の中には、ボランティアガイドさん達の待機所があります。

お話を聞けた私はラッキーでした。

私が訪れた時も2~3人のガイドさんがお城の案内をしてくれていました。

新発田場の見学時間

新発田城の見学時間です。

【開門時間】午前9時~午後5時(11月のみ午後4時30分閉門)      
【開門期間】4月~11月
【入場料】無料

雪の降る地域ですので、寒い時期はなかに入れませんので注意が必要です。

新発田の道路には、融雪のシャワーが出るんですよ。

新発田城への駐車場

新発田城の駐車場は、無料のものが2ヵ所あります。

城址公園内の駐車場

まず、新発田城址公園の無料駐車場です。

ベンチが近くにあったり、御三階櫓がすぐに見える場所にあります。

ただし、普通車が6台駐車できるだけですので、

「ここに駐車できたらラッキー!」

という感じです。

近くには大型駐車場が!

下の写真は新発田城まで歩いてすぐの、無料駐車場でアイネスしばたという名称です。

163台が駐車できる大型駐車場で、新発田市が管理しています。

入り口の看板には

開場時間午前8時~午後7時まで

との表記があります。

アクセス

新発田城 新潟県新発田市大手町6丁目

車の場合
日本海東北自動車道の聖籠新発田I.Cから9分

電車の場合
JR羽越本線・白新線新発田駅より徒歩21分

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