自然

気候と天候の違いは?日本や世界の気候区分もしっかり解説!

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「気候とは何のこと?」

気候とは、天候や天気とどんな違いがあるのか。

また、日本や世界にはどんな天候の種類があるのか・・・。

この記事では、そんなことをお話していきたいと思います。

  • 気候とは?天候や天気との違いはコチラ!
  • 気候区分!世界の気候帯は?
  • 気候区分!日本の気候帯は?

という順で、色々と解説させていただきます!

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気候とは?天候や天気との違いはコチラ!

「気候って、天候や天気とどう違うの?」

この章では気候とはなにか天候や天気との違いを切り口としてお話しします。

気候とは、

「毎年繰り返し続く天気や天候のパターン」

のことを言います。

・・・。

ちょっと分かりにくいですね。

具体的に見てみましょう。

気候と天候と天気との違い

気候天候天気という言葉の違いです。

天気とは?

まず、天気とは短い時間の大気(空)の様子を表す言葉です。

「晴れの天気が、急に天気が変わって土砂降りになった。」

という具合です。

天候とは?

次に、天候少し長くなった天気の様子です。

天候とは、2〜3日から1ヶ月程度の天気の状態を指す言葉です。

「今年の冬の天候は安定しなさそうです」という具合に使われます。

気候とは!

そして、今回お話する気候という言葉です。

気候とは、1年周期で繰り返される天気天候のパターンのことです。

例えば、

「鹿児島県の屋久島は、暖かくて雨の天気が多い気候」

と、言うことができるのです。

つまり、天気が集まって天候となり、この天気や天候の1年分が気候という言葉になるのです。

気候を作りだす「要素」

この気候を作るメインの要素は3つあります。

それは気温、そして降水量です。

それぞれ、解説していきますね。

気候の要素その1!気温

気候を左右する要素として、一番目は気温です。

この気温、緯度が高い場所ほど低くなります

沖縄よりも緯度が高い北海道の方が気温が低い、ということですね。

また、気温は標高が高い場所も低くなります

山の麓よりも、山の頂上の方が気温が低いわけです。

ちなみに、標高が100m上がると、だいたい0.6度くらい気温が下がります。

夏と冬の気温差

天候を判断する要素としての気温。

これは、夏と冬の気温差も判断要素となります。

この差が大きくなるのは、

  • 内陸部
  • 緯度の高い地域
  • 大陸の東岸

なんですよ。

気候の要素その2!風

気候の要素。

2つ目に挙げられるのがです。

大気の大循環という言葉があります。

それは、「風が地球規模で大きく循環している」ということです。

風は、地球上のいろいろな地域の気候の形成に大きな影響を与えています。

そしてこの風に、大きな影響を与えるものがあります。

それは、気圧です。

気圧が風を生む!

空気は、気圧の高いところから気圧の低いところへと流れ、となります。

例えば、赤道付近で暖まった空気は軽くなります。

すると、気圧が低くなり、中緯度の亜熱帯地域から赤道に向かって空気が流れ込んでくるのです。

地球の自転の関係で、風は北東の方から吹き込んできます。

この風は貿易風と呼ばれています。

偏西風

貿易風と逆方向に吹くのが偏西風です。

亜熱帯地域(南西)から高緯度の方に向けて継続的に風が吹くのです。

極地の風

また、北極付近や南極付近は赤道付近の逆で、気圧の高い地域になっています。

なぜなら、空気は冷えると重くなるからです。

そして、周りの地域に向かって風を送り込むのです。

気候の要素その3!降水量

気候の要素として大きいもの、最後となる3つ目は降水量です。

この降水量。

どんな事に影響を受けているのでしょうか。

降水量に影響を与えるもの

まず、緯度です。

降水量は、緯度が低い(赤道に近い)ほど多くなる傾向にあります。

次は、気圧です。

気圧が低いのも降水量を高める要素です。

「低気圧がやってくるので、雨になるでしょう。」

という天気予報をききますね。

さらに、海からの距離

降水量は、海から離れた内陸部ほど少なく、乾いた土地になります。

逆に、海に近い方が降水量が多くなるんですね。

そして、海流です。

海流も降水量に関係するんですよ。

寒流付近では降水量が少なく暖流付近では反対に降水量が多くなります。

降水量を左右する「山」

地形では、が降水量を左右します。

山の風上側降水量が多く、山の風下側降水量が少ないのです。

例えば、日本を例にしてみます。

冬は大陸側から風が吹いてきますね。

シベリアからの寒風です。

寒風が日本海側に雪を落としていきます。

そして、太平洋側には空っ風が吹くのです。

この現象は、日本海側と太平洋側の間に連なる山脈が作り出しています。

日本の背骨という感じの山々です。

シベリアからの風が、山脈の風上側の日本海側に雪を降らせます。

そのため、風下の太平洋側には乾いた風が吹くことになるのです。

ここまで、気候とはどんなもの?

というお話をしてきました。

次のページでは

「世界には、どんな気候があるの?」

ということで、世界の気候帯について解説します。

この気候区分で有名なのが、

「ケッ○○の気候区分」

です。

◯◯の中に入る言葉は・・・。

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