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木+秋の漢字「楸」!読み方や意味を一発チェック

投稿日:2017年12月25日 更新日:

「木と秋の漢字、読み方は?」

木と秋がセットになった漢字、

このの読み方は、

シュウ・ひさぎ・きささげ・ごばん

となります。

読み方が、ちょっと多めです。

じつは。

この4つの読み方は、左から順に出来上がったものでした。

ここでは、の読み方が出来上がった流れを

  • 木+秋の漢字!「楸」のはじまり
  • 「楸」が日本にやってきた!
  • 「楸」のもう一つの読み方!?

という切り口で見ていこうと思います。

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木+秋の漢字!「楸」のはじまり

木+秋の漢字、

このの読み方は、シュウとして中国でできました。

は、中国ではトウ(唐)キササゲと呼ばれる樹木です。

このトウキササゲは10m以上の高さまで成長する、背の高い木です。

「楸」の語源

の語源は、この木の葉っぱにありました。

トウキササゲの葉は、季節が秋になったらすぐに落ちてしまいます。

トウキササゲの葉が落ちると、

「あぁ、もう秋だな・・・。」

と、人々は秋の到来を感じました。

トウキササゲは、秋を感じさせる樹木なのです。

そんな背景から、トウキササゲにはという漢字が与えられたのです。

「楸」が日本にやってきた!

中国でできた漢字、が日本にやって来ました。

ところが、トウ(唐)キササゲは中国原産の木です。

日本人には馴染みがありませんでした。

「楸」の読み方が変化!

という漢字は、日本固有の樹木を表す文字として使われ始めたようです。

その樹木は

ひさぎ

という木でした。

このひさぎは後にきささげと、呼ばれるように。

ちなみに、このきささげトウキササゲ(本来の楸)の親戚にあたる種類の樹木です。

さらに、きささげという木は碁盤(ごばん)の材料になりました。

そのため、にはごばんという読み方も出来たのです。

「楸」の読み方

つまり、の読み方は、

シュウ・ひさぎ・きささげ・ごばん

という順で出来上がった様なのです。

「楸」のもう一つの読み方!?

には、アカメガシワという読み方があったかもしれません。

なぜなら、の読み方の一つ、ひさぎは、アカメガシワ古名だ、という説があるからです。

「アカメガシワ」とは

アカメガシワは、秋の紅葉がきれいな木です。

それが理由で秋を代表する木、つまり字が付けられた、のかもしれません。

ちなみに、アカメガシワは赤芽柏と書かれます。

この木の新芽が赤い、という理由からの呼び名だそうです。

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