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木+春夏秋冬の漢字!意味や読み方を一発チェック

投稿日:2017年12月28日 更新日:

「木と秋の漢字って、読み方は?」

春・夏・秋・冬の漢字のセット。

それぞれ、

「どんな意味?」

「どんな読み方?」

という疑問がありますね。

そんな疑問の答えを、サクサク見ていきましょう。

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木+春の漢字!「椿」

をくっつけると、椿という漢字になります。

この椿の読み方は、

チン(音読み)

つばき(訓読み)

となります。

「椿」の意味は?

椿の意味は、日本や朝鮮半島、台湾に分布する

つばき

という樹木のことです。

このつばきという呼び名は、艶(つや)のある葉の木という事が語源です。

つばきの葉っぱには、てかり(光沢)があるのです。

中国の「椿」

漢字の発祥地、中国での椿チャンチンという木です。

チャンチンは春に、枝の若芽が食されます。

春の味覚の風物詩ということで椿という漢字が誕生しています。

椿は、こちらの記事で詳しくお話しています。

木+春の漢字「椿」!読み方や意味を一発チェック

木+春の漢字!「榎」

で、という漢字に。

の読み方は、

(音読み)

えのき(訓読み)

です。

「榎」の意味は?

の日本での意味は、ニレ科のエノキという25mにも及ぶ樹木です。

枝が多い木のため、

えだの木えのき

と呼ばれるように。

中国の「榎」

中国のカ(か)という樹木。

(か)という木は、(きささげ)という名称がメインです。

詳しくは、次の章です。

 また、は、こちらの記事をどうぞ!

木+夏の漢字「榎」!読み方や意味を一発チェック

木+春の漢字!「楸」

の横にの漢字、

の読み方はいろいろです。

シュウ・ひさぎ・きささげ・ごばん

となります。

「楸」の誕生

の意味は、読み方それぞれに有ります。

まず、シュウという読み方で誕生しました。

シュウとは、トウ(唐)キササゲという中国の樹木です。

秋になるとすぐに葉が落ちるため、

秋がやってきたなぁ。

と思わせる木です。

その印象から、トウ(唐)キササゲとなりました。

「楸」=「榎」

という木は、夏には青々とした枝葉で木陰を作り、人々に憩いを与えてくれました。

そのため、の別名はで表されることに。

「楸」が「ひさぎ」に

という漢字は日本にやってくると、

ひさぎ

と読まれるように。

日本には馴染みのないトウ(唐)キササゲではなく、トウ(唐)キササゲの親戚の樹木であるひさぎの字をあてたのです。

「楸」が「きささげ」に

ひさぎと呼ばれた木は、後にきささげと呼ばれるように。

そして、きささげ碁盤の材料となったため、

ごばん

という読み方も誕生しました。

は、下の記事でもう少し多くの内容があります。

木+秋の漢字「楸」!読み方や意味を一発チェック

木+冬の漢字!「柊」

季節はいよいよまでやって来ました。

最後は、の漢字、です。

このの読み方は・・・。

ひいらぎシュウです。

「柊」ってどんな漢字なの?

という漢字は中国で作られましたが、ほとんど使われませんでした。

ところが、漢字が日本にやってくると、

ひいらぎ

という樹木を指す言葉に。

ひいらぎは、冬に白い花を咲かせ、葉っぱも生き生きとした緑!

そんな冬に目立つ木が、ひいらぎ冬の木となったのです。

中国でも「ひいらぎ」

日本でひいらぎの木、として使われていると・・・。

現在は、中国でもという漢字でひいらぎを表すようになりました。

「ひいらぎ」の語源

ひいらぎの葉っぱは、ギザギザしています。

そのため、古語のひびらく(ヒリヒリ痛い)という言葉が語源となりました。

ひびらくが、ひいらぎに変化したのです。

魚の「ひいらぎ」

魚にも、ひいらぎがいます。

この魚、ひいらぎという樹木と同じく、トゲのある魚なんですよ。

は、下の記事でもう少し詳しくお話しています。

「木」と「冬」の漢字!「柊」という木

合わせて読みたい漢字辞典

椿

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