お風呂の蛇口を自分で交換しましょう。
ある日突然、我が家はお風呂のお湯が出なくなりました。
慌てて業者さんに電話をして、来てもらいました。
見てもらうと、「お湯の温度調整をする部分が壊れています。」とのこと。
「修理の場合、部品交換代プラス工賃で約25,000円
新品交換の場合、お風呂用シャワー付き蛇口購入プラス工賃で約40,000円
になります。」
た・・・高い!
ということで、DIYにチャレンジすることにしました。
153cmと小柄の私が、お風呂用シャワー水栓を購入し、交換しました。
今回は、壁付タイプのお風呂用蛇口(シャワー混合水栓)を交換する方法を、写真付きで解説します。
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お風呂の蛇口交換に必要なもの
まずは、お風呂の蛇口交換で必要なものをご紹介します。
絶対に必要なものはコレ
- 新品のお風呂用シャワー混合水栓(お風呂用蛇口)
- モンキーレンチ
- シールテープ
新品のお風呂用シャワー水栓
今まで使用していたものが、蛇口をひねればお湯が出るタイプのお風呂の場合は、お風呂用シャワー混合水栓を購入します。
(今回は、このタイプの取り付け方法のご紹介です。)
サイズなどは無いようですが、お風呂が古かったり特殊な場合は、購入したものが合わない可能性があります。
購入先に現在取り付けられている蛇口の品番を伝え、どれが合うのか聞いてみた方が確実です。
品番がわからない場合は、写真を撮って持っていくなどしましょう。
価格は10,000円を切るものからあります。
有名メーカーのものも15,000円前後から購入できます。
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※寒冷地タイプも販売されていますので、ご自宅に合ったものを選びましょう。
モンキーレンチ
本体部分を、取り外すのと締め付け用に必要です。
何種類かサイズがありますが、我が家の場合は300サイズを購入し、サイズもぴったりでした。
1,000円前後から購入することができます。
シールテープ
壁に取り付ける部分に貼るテープです。
テープを貼ることにより、隙間からの水漏れを防止できます。
我が家の場合、ホームセンターで、5メートルタイプが48円・15メートルタイプが98円で販売していました。
壁に取り付ける部分に7~8回巻きつけて使用するのですが、失敗したら新たに巻きつけなければいけません。
念のため15メートルタイプを購入しましたが、5メートルで十分という印象です。
あったら便利なものはコレ
- 滑り止め付き軍手
- タオル
- 金属タワシ
- 洗い流す水
上記のものは、今まで使用していた蛇口を取り外す際に、便利なものです。
本体を外した後、壁に取り付けてある部分を、手でねじって取らなければいけません。
そこで、滑り止め付きの軍手があると便利です。
それでも取れない場合、タオルを濡らして、壁に取り付けてある部分に巻きつけて回すと、力が加わりやすくなります。
金属タワシは、壁に取り付けてある部分を外した後を、綺麗に磨くために使用しました。
以前のシールテープや、カルキが石灰化しているものが付着して、なかなか取れない状態になっています。
金属タワシなどを使い、きれいに取り除きましょう。
金属タワシで落とした汚れなどを、洗い流す水が必要です。
お風呂は断水状態で作業を行っていますので、あらかじめ洗い流す用の水を用意しておきましょう。
最後にタオルで水を拭き取ります。
お風呂用シャワー水栓を取りつけよう!
準備が整ったら、さっそく交換しましょう。
交換する前に大事なこと!
水道の元栓を閉めましょう
元栓を閉め忘れると、シャワー水栓を取り外した壁から、水が溢れてしまいます。
古いシャワー水栓を取り外そう
水道の元栓を閉めたら、作業に取り掛かりましょう。
今まで使用していたシャワー水栓を取り外します。
初めにモンキーレンチを使用し、本体部分を外します。
蛇口部分等が床に落ちないように注意しながら作業しましょう。
次に壁に取り付けてある部分を取り外します。
ここが一番力のいる作業です。
滑り止め付き軍手やタオルを使用して外しましょう。
あまり無理をせず、力のある家族にヘルプしてもらうのも良いと思います。
壁の取り外した部分を綺麗にします。
以前のシールテープや石灰化したカルキ、汚れ等が付着しています。
この部分は、綺麗にしないと新しいシャワー水栓が取り付けられません。
なるべく綺麗に磨きましょう。
最後に、洗い流す用に溜めておいた水で汚れを流し、タオルで拭きます。
これで、第一段階の取り外す作業が終了しました。
新品を取り付けよう
あとは、新品のシャワー水栓を取り付けるだけです。
付属のパッキン等は、説明書通りに忘れずに付けましょう。
壁に取り付ける部分に、お皿のようなものを付けます。
その後、シールテープを巻きます。
シールテープは、説明書には7~8回、ホームセンターの人の話だと8~9回巻くとありました。
我が家は、間をとって8回巻きました。
シールテープを巻いた部分を、壁に取り付けます。
全部はハマらないかもしれませんが、しっかり締まっていれば問題ありません。
(この部分をきちんと締めないと、水が溢れてくることになります。)
本体部分を取り付けるためのサイズ調整のため、少しだけ動く程度までしっかり締めます。
壁の部分を左右とも締めたら、本体との接続部分に位置を合わせます。
最後に、お皿のようなものを壁にくっつくように固定しましょう。
(我が家の場合、最後に固定しましたが、ここで固定した方が締めやすいと思います。)
本体部分を取り付けます。
先程、壁に取り付けた部分と本体部分を接続します。
モンキーレンチを使用し、締め付けましょう。
蛇口やシャワーを取り付けます。
手でネジって取り付けるだけです。
これで作業終了です。
最後に、水道の元栓を開き、水漏れなど不具合がないかチェックします。
交換後、すぐは汚れた水やお湯が出てきます。
少し出し続けてから、使用しましょう。
途中、力が必要なところはありますが、交換作業自体は比較的簡単でした。
お風呂用シャワー水栓は、ホームセンターやインターネットで思ったよりも安く買え、浮いた工賃代で、外食やショッピングを楽しむのも良いですよね。