「カメレオンの舌って、長く伸びるんだよ。」
「しかも、速いんだ!」
そうなのです。
カメレオンの舌は長~く伸びて獲物を捕まえます。
また、その速さは人間のボクサーのパンチよりもずっと早いスピードです。
ここでは、このカメレオンの舌について
- カメレオン!舌の速さは?
- カメレオン!舌の仕組みは?
という順でサクサクお話します。
スポンサーリンク
カメレオン!舌の速さは?
「カメレオンって、動きが遅いんだね。」
カメレオンは一流の狩人です。
木の上で生活するためか、体の動きが遅いカメレオン。
しかし、舌の速さでその遅さをカバーしていました。
カメレオンの舌は時速100km!
カメレオンの主な食料は昆虫です。
そのカメレオンが舌を出し、虫を捕まえるまでの時間はなんと!
わずか0.05秒です。
舌の速さは時速100km程度。
まさに、一瞬の早業なのです。
人間と比べてみる
人間のボクサーのパンチは、最高でも50km程のようです。
カメレオンの舌は、約2倍の速さです。
人間が手で獲物を取ろうとしても、カメレオンの舌のスピードには敵わないことになります。
カメレオン!舌の仕組みは?
「カメレオンって、どんな舌の仕組み?」
カメレオンの舌は、普段は口の中に収納。
その舌の根元には、骨があります。
骨の周りにひだひだにくっ付いた舌は、外に向かってビックリ箱のように飛び出すのです。
また、カメレオンの舌と根元の骨の間は滑りやすくなっています。
そのため、舌はストレスなく伸びてゆき、一瞬で獲物に到達するのです。
カメレオンの舌!粘着力が強力
カメレオンは、舌の先から粘液を出し、その粘りで虫を捕獲します。
この粘液の粘着力は相当なものです。
その粘着力は、カメレオンの体重と同じ重さまで達するのです。
カメレオンの舌の長さ
舌を「ピン!」と伸ばして虫を捕まえるカメレオン。
この舌の長さは、カメレオン自身の体の長さの1.5倍~2倍にも及びます。
けっこう遠くにいる虫も、射程圏内です。
カメレオンの両目
カメレオンの舌は、両目の情報収集によってその機能をサポートされています。
カメレオンは、顔の外側に飛び出した両目で獲物との距離を把握します。
なんと、カメレオンはこの両目を別々に動かすことが出来るんですよ。
両目を駆使して獲物の状況を把握し、一瞬にして獲物を捕獲するのです。