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下降気流とは?その「でき方」に関わるのは「高気圧」

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「下降気流とは?」

下降気流とは、下向きの空気の流れを意味する言葉です。

ちなみに、空気が上下に動くのが気流

対して、空気が水平方向(左右)に動くのがです。

それでは早速、下降気流について

  • 「下降気流」のでき方!その原因は?
  • 「暖かい空気」が原因の「下降気流」
  • 「冷たい空気」が原因の「下降気流」

という順番で解説します。

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「下降気流」のでき方!その原因は?

「下降気流って、どんな原因があるの?」

下降気流のでき方には、どんな原因があるのでしょうか。

その原因は、大きく分けて2種類ありました。

下降気流の「でき方」!原因は2種類

下降気流のでき方。

まず1つ目は、暖かい空気が原因となる下降気流。

そして、2つ目は、冷たい空気が原因の下降気流です。

暖かい空気冷たい空気という、真逆の温度の空気。

それらが共に、下降気流を作る原因となっていたのです。

さらに、どちらの場合でも、下降気流が出来る場所は高気圧になっている、という共通点がありました。

次の章ではまず、暖かい空気による下降気流のでき方から見ていきます。

「暖かい空気」が原因の「下降気流」

下降気流のでき方で、まず一つ目の原因は暖かい空気です。

赤道付近の「暖かい空気」

赤道付近で暖められた空気は軽くなり、上空までフワフワと登っていきます。

これは下降気流の逆の、上昇気流ですね。

上昇した空気は上空で溢れかえり、行き場を探します。

中緯度で「下降気流」に

赤道で暖められた空気の行き場は、中緯度の30度前後の地域です。

この地域付近までやって来た暖かい空気は下降気流となり、地上に帰って来るのです。

中緯度地域の「温暖高気圧」

中緯度地域で、下降気流となった空気は、下に行くほど上から押さえつけられます。

そうして圧力が高まったのが、温暖高気圧です。

押さえつけられた空気は、圧縮されて重くなります。

その重みによって、下降気流はさらにスピードアップ!

雲ができにくい「温暖高気圧」

圧縮された空気は気温が上昇します。

それに伴い、空気中に含むことが出来る水蒸気量も増加。

すると、雲ができにくくなり、乾燥した晴天をもたらします。

太平洋高気圧は「温暖高気圧」

この温暖高気圧の代表例は、夏に日本の南側にできる太平洋高気圧(小笠原高気圧)です。

この高気圧が勢力を増し、朝鮮半島の高気圧と合体すると、日本は猛暑に見舞われます。

「冷たい空気」が原因の「下降気流」

「冷たい空気でも、下降気流ができるの?」

下降気流のでき方、2つ目です。

その原因は、冷たい空気でした。

「冷たい空気」と下降気流

冷たい空気も下降気流が発生する原因となります。

その冷たい空気とは、寒冷高気圧と呼ばれる高気圧です。

寒冷高気圧は、北の寒い地域で発生する高気圧です。

よく知られているのは、日本の北西にできるシベリア高気圧です。

放射冷却で冷えた大地によって、空気がどんどん冷たくなるのです。

「冷たい空気」は重い

寒冷高気圧の冷たい空気は、比重が重くなっています。

重くなった空気は、下降気流を作って周りに流れ出します。

「背が低い」高気圧

この高気圧は高さ2km前後です。

地表の冷たさは、高い場所にある空気までは冷やせないのです。

「背の高い」高気圧

一方で、先述の温暖高気圧背の高い高気圧と呼ばれています。

高く上昇していった暖かい空気は、10km以上の高さから、地上に向かって降り注いでくるのです。

「時計回り」の風

下降気流を受けた地表からは、周りに向かって空気が吹き出します。

これは、水平方向の空気の動きなので、ですね。

北半球では、下降気流の中心から時計回りの風が吹き出します。

下降気流と「大気」

下降気流は、大気中で起こる現象です。

大気とは、地上からの高さ10kmを超える空気の層のことです。

ちなみに、世界最高峰のエベレストの高さは8,848mです。

エベレストの頂上では、空気の濃度は地表付近の1/3程度になっています。

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