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木+鬼の漢字「槐」!読み方や意味を一発チェック

投稿日:2018年1月12日 更新日:

「なんて読むのかな・・・?」

とでできた漢字、

まずは読み方を。

このという漢字の読み方は、

音読みがカイ

訓読みがえんじゅ

となります。

ここでは、このという漢字の読み方や意味をサクサク解説していきます。

  • 木+鬼の漢字!「槐」の意味は?
  • 「槐」は「子宝の木」

という順でチェックです!

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木+鬼の漢字!「槐」の意味は?

がくっついた漢字、

読み方はカイえんじゅでした。

このの意味は、読み方通りえんじゅという樹木です。

このえんじゅの木は20mほどの高さまで大きく成長し、街路樹にされます。

花からは黄色の染料が作られ、果実やツボミは薬になりました。

「槐」という役職

その昔、という字は

朝廷の役職のトップ

を表す言葉でもありました。

それは、遠い昔の中国のという王朝から始まりました。

では、裁判が行われる場所にを3本植えました。

それは、君主を補佐する3人の実力者が座る場所の目印でした。

そこから、という漢字が役職のトップを示すようになったのです。

「槐」は「子宝の木」

中国ではカイと呼ばれるは、

子宝に恵まれる木

と信じられました。

マメ科の

この木には、サヤエンドウに似た莢(さや)がつきます。

莢のなかには、種子がたくさん実っています。

それが、子孫繁栄のイメージになりました。

「えんじゅ」は「涙の木」!?

その昔、という木には、という漢字が使われていました。

の右側の部分は、

目から涙がしたたり落ち、その涙を衣で隠す

という状況が表現されています。

この涙を隠す莢(さや)に種子を隠すということに。

種子が莢に隠れている木、それをという漢字で表したのです。

「えんじゅ」が「槐」に

後に、えんじゅには現在のという字があてられるように。

これは、(かたまり)がついた木、としてのようです。

上の画像は(えんじゅ)の花です。

白い大きな塊がついている、という感じがします。

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